Ansible 基礎知識

【Ansibleの基本動作】

Ansibleは、処理の支持を出すコントロールノードから、処理の対象となるターゲットノードに
SSH経由でタスクを行う。ターゲットノード側での設定は不要。
コントロールノードにAnsibleをインストールし、インベントリ(Inventory)とプレイブック(Playbook)
の2つのファイルを用意するだけで動作し、コマンドの引数に2つのファイルを指定することで、
当該処理を実行する。

■Ansible実行コマンドの書式
ansible-playbook -i <インベントリ> <プレイブック>

■使用例
ansible-playbook -i inbentory.ini playbook.yml

* インベントリとは .... ?
   ターゲットノードをリストして記載するファイル

* プレイブックとは .... ?
  ターゲットノード側で実行した処理の流れを記載するファイル

 

【Ansibleの実行処理】

1. インベントリの名からホストパターンに合うターゲットノードをリストアップ
2. コントロールノードでプレイブック(各モジュール)をPythonの実行コードに変換
3. コントロールノードからターゲットノードにSSH接続を確立し、
 Pythonの実行コードをターゲットノードにsftpで送信
4. ターゲットノード側で、Pythonの実行コードを実行し、処理結果をコントロールノードに返却
5. コントロールノード、ターゲットノードにある、Python実行コードを削除